げんなりします

今の病院に来て、本当にストレスが減った。週5から週4になったのに給料は増えるし、怠ける医者も居なくて尻拭いをしなくていいし、地域医療連携室もちゃんと機能してて患者の受け入れには医者の意見も聞いてくれる。
(前の病院ではろくでなしの医者が多数居たし、地域医療連携室は何も考えずに受け入れてこちらの要望には「いや、先生もう来る事が決まってますので」の一点張りだった。)

今の病院の唯一にして最大の泣き所は薬局だ。院内ルールはどこにでもあるし、それを初回に指摘される分には構わない。「めんどくせーな。」くらいは思うが、そんなに引き摺らない。
問題なのは、日によってスルーしたり、しつこく文句つけてくる事だ。前はOKだったことを、「ルールだから!」と居丈高に押し付けてくる。最初は何にもわかってないボンクラ若手薬剤師に電話をかけさせて、そいつが引っ込んだと思ったら担当者を変えて何度も電話してくる。(話は逸れるが、どこの病院にも伝書鳩みたいに何も考えず、何も分かっていないボンクラ薬剤師は居る。どうやって国家試験通ったのやら・・)
本当、妙なプライドだけある分、厄介な連中だ。

M-1グランプリ③

何か賛否両論ですね。あれが漫才なのかと。

ただ、2年前に和牛を退けて霜降り明星が優勝した時に時代の流れが変わったんかなと思いました。掛け合いよりも、1人がボケ倒して1人が解説ツッコミをするというスタイルの方が評価されるんやなと。


去年?あれだけ面白いのに無名だったミルクボーイ、UFJというM-1史上に残るネタを見せたかまいたち、こんな奇跡が合わさっただけ。一昨年の和牛や今年の見取り図は、この2組程のインパクトは無かったからね。


正直、自分は掛け合いの方が好きだけどね。ブラマヨでもボケツッコミが逆転する瞬間、かまいたちでも山内の屁理屈で正しい意見の濱家が壊れていく瞬間とか。


だからといってマヂカルラブリーの優勝に「あれは漫才じゃないから」とケチを付けるのはおかしいと思う。「自分は面白いと思わなかった」というのはありだと思うが。


追記:

ウエストランド、何で毒の部分をもっと出さなかったんだろう?そこを求められているのに。去年のニューヨークもそうだったけど、初決勝で毒を出しまくるのはビビるんかな。金属バットや鬼越トマホークでも決勝に上がるとビビるんだろうか・・。

M-1グランプリ②

もう一つ心配なのが、敗者復活の審査法だ。かつては3人の審査員+会場のファン投票だった。しかし近年は視聴者投票のみになっている。


かつて敗者復活とは、サンドウィッチマン、オードリーといった「テレビに殆ど出ていない、ルックスもパッとしない(失礼!)けど、実力があるコンビ」を世に出すものだった。

(ボキャブラ世代では名が知られていたらしいが)自分はアンタッチャブルも敗者復活で知った。ちなみに、その頃ザキヤマはくりぃむ有田の座付き作家への転身を考えるほど、芸人としてはドン底だったらしい。


このように敗者復活とはM-1の準決勝に負けた人達という意味だけでなく、なかなか陽の目を見ない実力者を引っ張り上げるという意味でも「敗者復活」だった。(そういう意味では、NONSTYLEパンクブーブーが優勝後に敗者復活を勝ち上がったのは疑問符がついた。2度目の優勝を果たしたいなら、圧倒的なら強さがなければダメだと思う。できたら敗者復活は辞退して欲しかった。)


2年前の敗者復活では、プラスマイナスが圧倒的に受けていた。しかし勝ち上がったのはミキ。その他の年でも、TVでよく見るコンビは出来がどうであれ、上位に食い込んでいた。この採点方法では、07年にはサンドウィッチマンは上がれず、麒麟辺りが上がっていたのではと思う。


視聴者投票も大事だろう。視聴率を取るためには。ただ、本来の敗者復活の面白さは削がれている。できたら3人の審査員+視聴者投票での順位に応じて少しだけ加点という風な審査法にして欲しい。切に願う。

M-1グランプリ①

来週の日曜日、待ちに待ったM-1決勝が行われる。しかし二つ懸念材料がある・・。


一つは審査員に上沼さんが居る事だ。「あの毒舌が面白い」「みんなが当たり障りない事を言っても面白くない。」とか言って、擁護する人も多い。確かにかつてはそうだった。でも、それは彼女に俊敏な頭脳計算できていた毒舌だったからだ。褒め過ぎたコンビはチクッとイジリを入れて、好みでないコンビにら苦言を呈しつつトドメは刺さない。その塩梅がうまいから、審査員として番組に奥行きを与えていた。


ところが2017年からおかしくなった。マヂカルラブリーを一方的に腐したのだ。そしてその翌年は更に拍車が掛かった。ミキの自虐は絶賛し、ギャロップの自虐はボロクソ。(ナイツ塙さんの本にはその理由を書いてあったが、正直単なる好みじゃねーかとしか思わなかった。少なくともあの場であんなにコメントに差をつける事は無いと思った。) 武智久保田騒動もこの年。あんなもんを配信した両名は大馬鹿だが、文句を言いたくなる気持ちはよく分かった。


そして去年は冒頭から急に自分のCDの宣伝をしてスタジオの空気をおかしくした。極め付けはからし蓮根の点数発表の場で和牛を口汚く罵る。色々な意見はあって然るべきと思うが、これを「アリ」とする人とは一生分かり合う事は無いだろうな〜と思った。


彼女の番組には笑わせてもらったし、凄く頭の良い人と思っていた。しかし悲しいかな、もうあの俊敏な頭脳の持ち主は存在しない。

the MANZAI 感想

先日フジテレビで放映されたthe MANZAI。トップレベルの漫才師ばかりで楽しめた。何組かのコンビについて雑感を書こうかなと。

(以下、敬称略)


アンタッチャブル 

 段々ブランクが埋まってきた。脱力タイムズでの和解後、ネタ番組での最初の漫才は正直・・。10年間のブランクのせいか、その間のバラエティー番組での立ち振る舞いのせいか、ザキヤマの悪ノリが過ぎて、柴田もそれを制御できてなかった。今回も前半はそうなりかけたが、後半は柴田が手綱を握っていたと思う。


サンドウィッチマン

 流石の安定感。筋が分かっていても爆笑してしまう。テレビの仕事が増えても、ライブを大事にしてるから技術が全く衰えていない。


ブラックマヨネーズ

 それとは対照的だったのがこのコンビ。衝撃的過ぎて、今回の記事を書くキッカケにもなった。声が出てない、棒読み、間も悪い。2人が演じる熱量で爆笑を取ってきたコンビなだけに、過去のネタで「言わされてる」感が出てしまうと一気につまんなくなる。確かに、彼らの漫才がつまんなくなったとは聞いていたが、ここまでとは・・。吉田の著書を読む限り、発想の衰えは来ていないと思われるが、果たしてこれからどうなるか。


ナイツ

 塙が完全に遊んでいたw それを捌く土屋は本当に凄いなと。多方面を茶化しているけど、そのやり方が上手い。流石芸人。


ウーマンラッシュアワー

 それとは対照的だったのがこのコンビ(っつーか、1人しか喋ってなかったけど)  どんな思想を持とうが勝手だが、それを上手くアレンジして笑いを取るのが芸人だと思う。途中で映ったナイナイ矢部の表情が全てだったかな。


霜降り明星

 M-1優勝した時はあまり評価してなかった。一つ一つのボケは悪くないが、詰め込み過ぎでせわしない。それに短編集を見せられてるみたいで、全体の構成も微妙だった。しかし、今回は面白かった。これくらいネタを絞って一本のストーリーをやってくれる方がよっぽど良い。


爆笑問題

 渡部を弄るのは想定の範囲内だったけど、佐村河内のゴーストライターだった新垣さんを弄るとは思わなかったw 美味しいネタは何年しがんでも美味しいだろうなw



命名

 色々考えている内に、ふっと感じたことがある。名前を付けるというのは難しいなと。自分の名前は自分で考えて付けた訳じゃないが、芸名・ペンネーム・会社名・グループ名etc・・。意味、響き、呼びやすさ、長さ、親しみやすさ、どれも満たしている名前というのは少ないと思う。で、今回自分なりに「この人達の命名、何か共通してるのではないか?」という方々を列挙したいと思う。

 

出身校とは言え、単なる1生徒だったのに

ラサール石井

それを扱った大河ドラマの出演者だったとは言え、主演じゃ無かったのに

「れいわ新撰組

(そもそも新撰組は物語の材料としてはとても面白いが、実際は時代の流れについて行けず内部争いを繰り返した集団。今の政治団体の名前に付けられても・・)

 

ちょっとずるい気もするが、一応その組織に属したんだから有りだとしよう。

 

あの大きな鉄道会社に何も関係ないのに

高知東急

あの国民的着せ替え人形に何も関係ないのに

香山リカ

あの新興政治団体とは何も関係ないのに

「西宮維新の会」

 

ここら辺に行くと、正直ずっこい気がする。事実、高知東急は改名を余儀なくされた。

で、年齢も職業もバラバラなこの人達。でも何かしらの共通点がある気がするのは私だけでしょうか。

 

違和感を感じる意見

 生きていると色んな人の考えに触れることになる。その中には、自分には理解に苦しむのも多数ある。そういうのも吐き出したいなと思った。こんな事をツラツラ述べることで多方面に喧嘩を売ることになるだろうけど、まぁいいか。

 

①ネットでドラマなどの批評をする時に「実況でも言ってたけど~」とか言っちゃう人。

 まずテレビを見ているときにネットで実況するというのが良く分からない。まぁ自分も全ての番組を真面目に見ている訳じゃない。他の事をしながら見ていることも多々あるので、実況もその一環なんだろうとギリギリ納得できる。しかし、ながら見をしている癖に偉そうにその内容を批評するのは理解しがたい。「実況でも同じ意見があった」とか言って、自分の意見に説得性を持たせているつもりだろうが、逆である。「ながら見してますよ~」とアピールしているだけで全く説得力が無いというか読む価値のない意見としか思えない。

 

②ドヤ顔で「○日○時は生放送!」と何遍も告知しているテレビ局

 お前らの普段の仕事は何なのかと問い詰めたい。放送時間以上の時間を掛けて収録して、面白い所を抜き出しているんじゃないのかと。生放送って不完全な状態で出しているようにしか思えない。特に芸人がいっぱい出ている番組などワチャワチャ騒がしいだけで何にも面白くない。

 

③外車やスポーツカーを中古で買う人、燃費や付属品の値段を気にする人

 はっきり言って、運転のしやすさとか、経済的な効率とか、アフターサービスの充実度で言えば国産の普通乗用車が一番に決まっている。スピードを出したいとかいう理由もあるかもしれないが、外車やスポーツカーを選ぶ一番の理由は「かっこいいから」「こんな車に乗る俺は凄い」と思いたいからじゃないのかと。だから中古で買う人の気持ちはあまり分からないし、百歩譲って中古でも良いから、燃費とか付属品とかでみみっちい愚痴をこぼさないでくれと言いたい。

 

④○○という作品(もしくは人物)は嫌いじゃ無かったけど、信者(もしくは腐女子)がキモいから嫌いになったとか言っちゃう人

 確かに信者や腐女子が気持ち悪いと思ってしまうことは自分にもある。実在しない人、もしくは何百年も前に生きていた人相手によくそこまで感情移入できるなと思ってしまう。しかしその作品や人物そのものの評価はまた別だろう。お前自身が嫌っている信者や腐女子に影響されてどないするねんと。それはそれ、これはこれと割り切ることは何でできないんだと。影響されている時点でお前も同レベルやんけと思ってしまう。

 

・・・最初に書いたけど色んな方面の人を敵にしたな。