医学部時代の話③

医学部の学生は教養課程では全くやる気がない。(例外もいるが)

めんどくさい受験勉強が終わり、医学とは全く関係ない講義が始まる。やる気でないのも仕方ないと言えばそうだが、限度がある。


唯一医学と関係あったのが医学序説という講義。1週間に1回、医学部の教授が順番に来てそれぞれの専門分野の触りを説明する。その講義には医学部生以外も出席しているが、授業中喋っているのも医学部生、代返してるのも医学部生だ。


さも当然のようにカンニングの作戦を練る連中も居た。そして、数年後には集団カンニングをして現場を捕まえられた数人が留年した。


そんな状態なら、前回話した教授が厳しかったのも分からんでも無いか・・。